成相寺
願い事がかなう(成り相う)お寺として、また西国28番目の札所としても有名です。本堂、鎮守堂、鐘楼は府指定文化財とされています。悲しい伝説のある「撞かずの鐘」や通称「底なしの池」などが有名です。
[撞かずの鐘]
慶長14年(1609年)お寺で新しく鐘をつくることになりました。村人から寄付を募りましたが、1回、2回と鋳造に失敗し、3回目の際、ある長者の妻はお金の代わりに子供を寄進するといいました。鋳造の日、その妻は子供を連れて見物にきていましたが、誤って子供を煮えたぎるルツボの中に落としてしまいました。このような悲劇があり、鐘は完成し、とてもきれいな音色を響かせていました。その音は耳をすますと、子供の泣き声のように聞こえたそうです。人々は哀れさのあまり、子供の成仏を願って、この鐘を撞くことをやめ、それ以来、「撞かずの鐘」と呼ばれるようになりました。